波乗りは、面白い。
これはハマル感じだっ。
ボードにしがみついて波を待つ。
来たっ!
パドリング開始。
でも、波に追い越される。乗れない。
この繰り返し。波にどうしても乗り遅れる。
パドルの開始が遅いのか、パドルスピードが遅いのか。タイミングがつかめない。
でも、何回に一回は波を捕まえられる。
波を捕まえたら、あとは立つだけ。
躊躇しないで、すばやく立つっ!!
でも、ボードの重心から外れたところで立ちあがり、前に横にボードと共に波に飛ばされる。
オモロー。
この繰り返し。
きれいにテイクオフできない。
波を捕まえて、ボードの上に立つだけ。
それだけで楽しい。
自然に身を任せて、波間にユラユラゆれて波を待つ。
それだけでも楽しい。
波は不思議。なかなかいい波ッてヤツはこない。
なかなか来ないので、イケメン君と波間で仕事の話に花を咲かせているときに限ってイイ波が来る。
イケメン君はすかさずテイクオフするのだが、僕はいつも乗り遅れる。アー悔しい。
約2時間くらい。それでもうヘトヘトになる。
肩、首、腰、が悲鳴を上げ、足が吊りそうになった所でお開きに。
それでも、何度か立てたっ。
帰りにイケメン君とカレーを食べ、お土産に干物と釜揚げシラスとイカの一夜干しを買う。
遅い昼食をとりながらイケメン君となぜか恋バナで盛り上がる。
男同士の恋バナも楽し。
帰りの電車で、何気なく海を見ていると「あ、いい波来てるっ!」と一人テンション上がる。
行きの電車では、海を見ても波を見ても何も感じなかった。
同じ風景でも、波乗り体験後に見た海や波はまったく別物に見える。
さぁ、また行こうっ!!